(ここにタイトルを記入)

ハイカーストの波に溺れる

危うい輝き


アイドルらしからぬ人を好きになった。良くも悪くも。



きっと素行は良くはないだろうな、でも好きになった時にはもう成人してたから諸々の心配が必要ないのはちょっとほっとしたな、


そんなことをぐるぐると考えながらも、
この人のこと応援し始めたらなんかすごい何がとは言わないけど辛そうだなぁって脳裏によぎりながらも、ファンになった。

どう考えてもおかしい。知ってる。




でも、だって、顔が好きだったからもう無理だった。




テレビに映る顔が、雑誌に載ってる顔が、どうしようもなく好きになった。目を細めて笑う顔も、歯を見せて笑う顔も、キメるとお口の所在が迷子になりがちな顔も、とにかく好きだった。目にかかる前髪が邪魔くさいのも好きになった。




顔が好きだなぁと思い続けながらテレビや雑誌を見ていたら、彼のいるユニットも、それに属するメンバーのことも好きになった。



「好き」を吐き出して共有出来る場所が欲しいとまで思うようになって、とうとうTwitterでアカウントを作った。



近年稀に見る行動力とガッツで、生の彼らを見に行くことになった。






好きなのは顔だけじゃなくなった。






ステージに立つ姿が好きになった。
立ち振る舞いが、表情が、声が、メンバーとの接し方が、あんな風貌なのにどれほど仲良くなっても先輩は「くん」付けで呼んで敬語で話す姿勢が、アツいことも言えちゃうところが、あんな風貌なのに(2回目)「ありがとう」ってたくさん言ってくれるところが、もはや名前の響きまでもが好きになった。




彼や、彼らのことを好きな人のことも好きになった。



日々が楽しくなった。





顔以外を好きになってもなお、アイドルらしくないし、アイドルが似合わないという考えはあまり変わらなかった。アイドルらしくないのにアイドルなところも好きの1つだと思った。




生の彼を何度も見に行くうちに思った。









めちゃくちゃアイドルだ。







いやアイドルなんだけど。



自分の名前のうちわはだいたい見つけるし、するしないは置いといてファンサうちわも積極的に見るし、客席を個々で見るから「もしかしたらこっちも見てくれるかも」という期待を誰しもに抱かせる。
対応はめちゃくちゃアイドルらしくないのに、やってることは、ファンに思わせることは、紛れもなくめちゃくちゃにアイドルだった。


アイドルらしいことを、アイドルらしくなくやってのける天才だった。





こんなんもう無理だった。





「もしかしたら」という私の期待も、早々に叶えてくれた。

彼を見たくて足を運んでいるのであって、自分を見て欲しくて足を運んでる訳ではないけど、それでも手放しで嬉しいことに間違いはなかった。










こんなんもう無理だった(2回目)。











顔以外も好きになったからこれ以上好きになる箇所は増やせない。今度は好きの深さを掘り進める方向にしか、どうにもこうにも無理だった。



めっちゃ掘った。


好きがどんどん深くなった。


多分もう、当分は自力じゃ地上に戻れないくらいには掘り進んだところに来た。


すごい短期間で、すごいところまで掘り進めるエネルギーをくれた。

手を引いてくれるような人じゃないと思うし、引いてもらったとも思ってはない。でも、ここまで好きを掘り進められたのは間違いなく彼のおかげだし、彼だからだった。






彼がアイドルという肩書きを背負い始めて9年が経ったらしい。


なんでアイドルを続けているのか不思議に思うこともある。なんか1つだけ直接質問出来る機会があったとしたら、迷わず「なんでアイドルやってるんですか?」って聞くと思う。めっちゃアイドルって言ったけど同時にめっちゃアイドルっぽくないのはそうだと思うから。




でも、アイドルなんて肩書きすぐにでもポイッてしてしまいそうなのに、彼のいるユニットは、ユニットにいる彼はずっと変わらないでいてくれそうな気がするのはなんでなんだろう。



グラグラしていて危ういはずなのに、そんなこと微塵も感じずに自信満々で応援出来るのはなんでなんだろう。



6人の始まりをリアルタイムでは知らない私にさえ、6人でいることの意味が伝わってくるのはなんでなんだろう。




なんでかは分からないけど、今の彼がアイドルを続けている理由の中に、少しでも5人がいたらいいなぁと思う。






2008年4月20日に、入所する道を進んでくれてありがとう。

2017年4月20日に、同じ場所で同じ肩書きを背負っていてくれてありがとう。





「アイドルらしくない」は褒め言葉として使っています。アイドルらしくないのにアイドルなところもすごくすごく好きだから。




10年目のアイドルの“アイドルらしくない”ところをたくさん見ていきたいし、たくさん応援していきたい。



10年目の彼がアイドルを続ける言わば拠点のような、SixTONESの後ろを付いて行きたい。





田中樹さん、入所9周年おめでとうございます。





アイドルになってくれて、アイドルでい続けてくれて、ありがとう。

樹担を名乗るようになってから、間違いなく毎日が楽しいです。



怖いとか怖そうとか怖いとかそんな声もたまに聞こえるけど、まぁ間違ってはないけど、私は樹担めちゃくそ楽しいし、SixTONESが、田中樹くんが気になるって人がいたら自信しかない顔でおいでよ田中樹の沼の住民をやります。期待を裏切られたことがないから。





絶対裏切らないんでしょ?(脅迫ではない)






誰よりも危うそうで、いつかフワッと消えてしまいそうで、でも誰よりも見つけやすい、
ステージの上のギラギラしている君のより一層に輝ける場所が増えると信じて、輝ける場所を増やせる声の1人でいたいと思います。





今日はケーキを買って帰ります。


来年の今日も、私がケーキを買う理由でいてね。